ハナさんキッチン

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中国がテロとエロから国民をまもるため日本のアニメ100作品を規制するのだそうです

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感情を失ったヒヨコロー | ゆるいフリーイラスト素材屋「ぴよたそ」

以前、ゴールデンウィークに映画を見に行った事を書いた記事の中でも少し触れましたが、中国政府は、「名探偵コナン」の一部作品を、「犯罪の教科書だ」という理由で配信禁止にするそうです。

テレビ東京のワールドビジネスサテライトで放送していました。

 

規制する作品は、「進撃の巨人」や「ワンピース」等、世界的に人気のあるアニメ100作品だそうです。規制の理由は「「テロ」につながる」とか「「わいせつ」だ」ということだそうです。テロとエロだということだそうですが、どうしてそれにつながるのでしょうか?

 

中国のアニメ市場は、成熟しつつあります。テレビでは2兆円規模になったと放送していました。中間層の所得者が増えたからでしょうか。

ですから、中国の本当の狙いは、成長した市場の確保ですね。非関税障壁です。

 

非関税障壁といえば、日本はかつて、アメリカからやいのやいの言われて色々規制緩和をしました。最近はTPPとかで関税そのものをなくそうという方向で進んでいます。

日本政府はいつもアメリカの言いなりなのでしっかりしてほしいと思います。

また、アメリカだけでなく、中国もわがままを言っています。

日本政府は、クールジャパン戦略で日本文化の海外向け対外宣伝と輸出政策行っています。その一番の仕事は、相手国政府に対して物申すことではないでしょうか。

そういえば韓国もわがままを言っていました。韓国は、長い間日本文化の流入を規制し、その一方で韓流を日本へ売り込みました。どうして日本政府は韓国政府に物申さなかったのでしょうか。

日本政府はちょっと弱腰過ぎませんか?外交官はハニートラップにでも引っかかっているのでしょうか?

 

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とりあえず、日本政府は中国共産党に対して公正な貿易ルールの順守のため、世界貿易機関(World Trade Organization)にでも提訴して非関税障壁である規制解除を求めて欲しいですね。だって、テロもエロも関係ないですもんね。反日映画のほうが問題ですよ。

 

中国は海賊版が多く流通しており、日本企業の利益が少ないと言われていますが、ソフトパワーは、金銭的利益を得るだけでなく、日本文化への憧憬を増すことにつながります。

アニメの中に良いイメージで日本の商品を入れる、日本語(ひらがな・カタカナ)を入れる、日本人を良い役で入れる、ということも忘れずにやってほしいものです。現地へのローカライズをしたとしても、それだけは守ってほしいと思います。

また、著作権をしっかり守らせれば、2兆円どころか、もっと大きな市場になることでしょう。